かなり関連度の高いdata同士を分析する場合に有効な
方法になるのが直線回帰分析です。
希望者でエクセル初心者の方は手付かずでは？と思い
今回記事にしてみました。
近似曲線というメニューを使えば簡単に関係式だけなら
表示させる事ができます。
まずは偏差と出目を散布図グラフにします。
（文字を打つ、グラフを表示させるのエクセル入門
機能説明ならダイソーで108円で売っています)
散布図グラフが自動で表示されたならば
近似曲線メニューから一番下のオプッションを
選択してください。
次に線形近似とグラフに数式を表示するを選択
これで散布図から分析された回帰式が表示されます。
(参考書としてはエクセル上級者用限定)
余談ですが予測という部分がありますよね？
相関値が1に近いdataならば前方補外に1を入れたら
エクセルが次回の値を完璧に予想してくれます。
ですがそんなdataはないから使った事ないです。
なぜ予想が完全自動化できないか？
それは相関値が1に近いデーターはないからで
その差分は傾向を見て人の補助が必要です。
株、FXでも人不在では勝てないのと同じ！
ソフトはどんなに優秀でも決められた事しかできない
売ってる予想ソフトがなぜダメかもうお気づきですね？
儲かるのはソフトを売った人で買った人が大損は当然
宝くじを予想してると言うと白い目で見られるのは
そんな非科学的な行動をされる方が多いからです。
ほとんどがエクセル2003以上でしょうから今回は
エクセル2010の場合で説明しました。
ただこの方法では２個の要素同士しか分析できなません
ロトの様に変化条件が複数になってる場合は重回帰分析
が必要なため分析ツーツが必要となります。
これは標準状態では使える様になっていませんので
アドイン(機能の追加)を行う必要があります。
アドインが完了するとデータータブの一番右に
データー分析という項目が追加されます。
それをクリックするとどの機能を使用するかと
なるので回帰分析を選びます。
するとこんな入力画面が表示されます。
入力Y範囲が出力で、入力X範囲が入力です。
ここでX範囲にて複数の入力列を指定する事で
出力(Y)との複数の入力(分析したい項目)との
関連性が分析されて表示されます。
直線回帰分析では入力が1個しかできませんでした。
こんな結果が出力されますが重要なのは赤線
の値です。
例題として⇒重回帰分析事例
"エクセル2010で回帰分析をする"で検索されて貴方が
一番理解し易い記事を探してみてもいいと思います。
さあツールはこれで準備できました。
ですがこの結果表の各値を見て判断するのは人間だから
意味が理解できないと前には進めません。
私は最初にこの本を勉強してからこういう事をしています。
(大型書店の数学コーナーで販売してるはず)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
では実際のロト6分析具体例ですが.....
ロト6の873回の第１数字は４ですが
872回から過去30回程度のdataで予想ができるか
まずは最初はそこからです。
まずはナンバーズミニと同じ直線回帰分析により
求めてみました。
確かに4という値が出目候補にありますがロト6は
6列もあるので組み合わ的に膨大な数になります。
相関値が0.69ですし0.8はあるナンバーズミニ
より信頼性が落ちてもいます。
もっと正確にピンポイントな結果がほしいです。
次に偏差そして第2列の数(緑)らのdataを使い
第1数字(黄)を重回帰分析にかけてみましょう。
今度は相関値が0.74にUPしています。
これはこちらの方がより正確な結果算出に近いと
いう意味です。
式は結果Y=0.39X1+0.24X2+2.14となりますが
X1が偏差でX2が第2数字です。
これをこれからどう上手く適用したらいいのか？
それは今の段階ではわかりません。
わからないから研究してるのであって悲観を
感じる事も壁を感じる事も私はないです。
もしかしたら第2列の直接数字ではなくて、第1列との差
にすれば相関がいっきに0.8になるのか？
そういうNEXTの案は出てきますが、考えてもわかり
ませんからいろいろして単純に相関値の上昇を
基準に精度を高めていくしかないです。
もし相関値1の状態になれたら、それは1口買いで
ロト6の1等を狙える可能性があるという事です。
★どうですが面白いと思いませんか？★
とりあえずは今日はここまでです。お疲れ様でした！
これはあくまで私の今の分析方法ですが貴方なら
どう分析されますか？
ツールはあってもどんなアイデアで研究するかは
人それぞれ...私がしてる事が絶対ではなくて
正解なんて今の段階では誰にもわかりません。
けして私の従者にはならないでくださいね。
だからこうした私の研究発表に関して一切の意見
は誰にも求めません。
ただ過去5がよく出てるから次回5では？という
偶然か本当かわからない事に投資する現状の予想
方法は終わりにしてはっきりとした因果関係を証明
できる事でロトに挑戦したいです。
それには結果に隠れた関係を数式化する必要があります。